カンナ研ぎ

本日は中央市場の臨時休業日。

 

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朝から 来月に行われる食育授業で使用する鰹節削り器9台のカンナ研ぎをすることにしました。

 

 

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昨年度は豊中まつりや市場まつりで使用したので、それなりにヘタってました。

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やはり9台の削り器をピッチリとメンテナンスするとそれなりの時間がかかりますね。

 

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気持ちを込めて丁寧に砥ぎあげると…ご覧の通り 紙がスーと切れるほどです。DSC_0169.jpg
 最終調整は本枯れ節を削りながら調整いたします。
コツは最初は指紋がかかるほど薄く、少しづつ刃を出していきます。
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よく綺麗に削れないという問い合わせがありますが、多くは刃の出し過ぎが原因です。
その他の原因はやはりカンナの刃、または節に原因があります。
それでも綺麗に削れない原因は削り方。節には木と同じように目があります。
節が刃に食い込み、うまく削れないときは向きを逆にすればうまくいきます。
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質の良い本枯れ節を砥ぎたてのカンナで削った花かつおは最高!

 

朝6時頃から始めてお昼までかかってしまいました。

これで削り器の準備万端。今度訪問する中学生たちに気持ちよく手削り体験してもらえます。

あとは当日に教壇で話すことを整理しなければ…これが一番むずかしい。

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