今日は昼からの配達でトラックに乗り中央市場の裏門から出るために業務管理棟の横を通ると
大勢の取材陣と警察の人やらがうじゃうじゃ!警備のおじさんも何人か立っていました。
何事かと思い警備のおじさんにトラックの窓を開けて聞いてみると…
おじさんは面倒くさそうに「撮影!撮影!」と言いながら早く行けってな感じで手で追い払われました。
そのまま配達に行き、帰ってから管理棟にあるUFJ銀行中央市場支店へ行くとまだその撮影をしてました。
近くにカメラマンがいたので何の撮影をしているのか尋ねると その人はMBS毎日放送のニュースのカメラマンで話題の新人歌手のPV(プロモーションビデオ)か何かの撮影風景を取材しているとのこと。
その新人って誰かと尋ねるとそのカメラマンも知らないとのことなので、撮影現場を覘いてみると管理棟の入り口に特別警戒中の木の板や警察署前によく張っているポスターなどあり、長い棒を持った制服を着た警察官も自動ドアの両脇に。どうやらこのビルを警察署と見立てて撮影しているようでした。
そこに大きめのロケバスからハンチングにトレンチコートの刑事風のおじさん登場。エキストラかな?
時間も無いので会社にもどろうとするとホール横にプレス用の記者会見場が用意されていてその受付の机の上にCDが積んでありました。
浪花刑事ブルース… …何?さっきのおじさんが今度デビューする新人?
会社に戻り丸与で削り作業をしている社員にそのことを話すと、東京発の全国ネットの情報番組で放送してたらしくその人を知っていました。なかやんって言う人らしい。
“なかやん”こと中谷満男は、元大阪府警捜査一係という異例の経歴の持ち主で、数々の強盗・殺人等の凶悪犯罪を解決してきた元敏腕刑事。そんな“なかやん”が歌手デビューするきっかけとなったのは、「50歳以上の歌手オーディション」。秋元康が総合プロデューサーをつとめる“深呼吸倶楽部”によるシニア世代の夢を応援する「夢には、まだ、間に合う。」プロジェクトの第1弾として企画されたこのオーディションで、勝新太郎を彷彿とさせる渋く迫力のある歌声が審査員の高い評価を受け、見事最優秀を獲得。夢への切符をつかみとりました。
いつかこの時撮影されたビデオを見たならば、これは大阪市中央卸売り市場 本場の業務管理棟だと心の中で思ってください。