今日は中央市場の休業日を利用して久しぶりに学校ではなく、主婦の方を対象とした食育活動をしてきました。
加東市役所
北播磨ブロックいずみ会の研修会で、いつも学校での食育授業で協力していただいている京料理たか木の高木さんと訪問してきました。
いづみ会は 食生活改善を目的としたボランティア活動などをしている会員が500人を超える団体で、各地区で世話をしている方約60人が参加してくれました。
今回は子供達対象では無く、主婦対象の活動になりますので、より実践的な食育活動にすることにしました。
私も節の種類や用途をより詳しく、栄養成分や健康効果なども話させていただきました。
鰹節削りも体験していただきました。
京料理たか木の高木一雄さんは吸い物の出汁の取り方と一般の料理に使用する出汁の取り方をレクチャーしてくださり、各テーブルで出汁をとり、この季節には欠かせない素麺とお浸しをたっぷりの鰹節と昆布でうま味の効いた出汁で作りました。
お浸しの上にはみんな手で削った花かつおをかけました。
さすがに皆さん普段から料理されているだけあって、段取りや片付けも無駄なく動かれて、私の話もとても熱心に聞いていただけたので気持ちよく授業ができました。
これを機会に和食ならびに鰹節をより多く家族の方々にふるまっていただき、この文化を継承していただきたいと切に願います。