1月12日 大阪市中央区空堀商店街にある鰹節の丸与へロケ収録に来てくれた番組が放送されました。
番組の前半は月亭八方のご子息である八光(はちみつ)さんが案内役です。
空堀商店街に来て案内役を八光さんから浅越ゴエさんにバトンタッチ
空堀商店街が昔ながらの街並みが残っていることを画像を交えての説明があり、いよいよ丸与へ
店の歴史などの説明をして、まずは鰹節の削り体験をしていただきました。
ここからは私が安全で綺麗に削る方法をレクチャー 。世界で一番硬い食品でもあるかつお節の削っている面がどんなにツルツルになっているのかも指先でテェックしてもらいました。
私が自分で砥いだカンナで自分で刃の調整をした削り器はそんなに力を入れずともコツをつかめば綺麗に削れるようにしておきました。安達祐実さんは勘が良い人でしばらくするとシュッシュッと小気味良い音を立てて削りはじめました。
上手に削れているかどうかは音でわかります。削っている本人には音だけでは無く、手に伝わる感覚でもわかります。
自分で削った花かつおを試食
良質の鰹節の削りたての香りと味を実感していただきました。
その後は鰹節の産地でもある鹿児島の薩摩地方に伝わる茶節を紹介して実際に作って召し上がっていただきました。(茶節とは鹿児島南部に伝わる郷土料理で即席味噌汁って感じのものですが、私が鹿児島の人に直接聞いた話によると少し風邪気味の時や疲れてる時などにはスタミナドリンクのような感覚でも飲まれているそうで、この飲み方は科学的にも的を射ているそうです。)
削りたての花かつおで作る茶節は格別!
収録中に出演者のみなさんはとても美味しい美味しいと言って下さったんですが、私の心の中ではテレビ的なコメントかなという疑惑もありました。しかし、 安達祐美さんは収録後の次の場所に移動する時間にわざわざ本枯れ節の花かつおをお買い上げいただいてからお帰りになられました。
その姿を見て、本当に美味しいと感じてくれたんだな~とうれしくなりました。