留学生へのリモート授業 (空堀商店街から)

先日ご近所のお屋敷再生複合ショップ練の中で「もじとあそぶ雑貨店 凸凹ことのは舎」の林様よりお声掛けいただき、学校法人長沼スクールの留学生の生徒さんたちを対象としたリモート体験授業への協力依頼がありました。

中央市場の臨時休業日の12月15日(水)に調整していただきオンラインツアーが実現という形になりました。

案内人は「からほりらへん」代表のアーティストyoridonoさん。

この2年近く新型コロナウィルスの影響で食育関係の活動がほとんどできていなかったので昨年の中学校の食育授業以来の久しぶりの活動です。

また、はじめてのリモート授業ということで楽しみと同時に不安もありましたが、無事に楽しく終了することができました。

学校法人長沼スクール 東京日本語学校 ビジネス日本語コースの外国人学生(上級レベル)

◆今回のプログラム内容 大阪の暮らしに根ざした商店街と、その中に残る鰹節屋さんを探検。買い物 気分でお店の様子や商品についてなど、質問してみましょう。またお店の方から和食の要、日本 人の味覚の素になる出汁、鰹節、についてお話をきき、出汁のとり方を実演していただきます。

 

私たちは店内を中継で見てもらいながらyoridonoさんからの質問に答える形で商品や削る機械の説明や鰹節の歴史や作り方・日本料理のうま味のベースであること・その他の削り節の魚の種類や削り方や用途の違いなどを説明させていただき、鰹節を手で削る様子と実際に出汁を取る様子を見ていただきました。

リモートで実際に店内の鰹節を買い物していただく体験もしていただきました。

削りたてのかつお節でとった出汁をyoridonoさんに試飲していただきましたが、リモートで参加いただいてる方に本物の香りと味を伝えられないことが残念に感じました。

中継中は林さんのタブレットに質問されている人のお顔は時々見せてもらうことができましたが、そちらを見ているとカメラの方がおろそかになったり、リモートの声が聞き取りにくく、気付けばカメラに私の耳がアップになっていたりとリモートの難しさも感じました。

一番気になったのは皆さんお顔と表情が確認できず、私の大阪弁がちゃんと理解してもらえてるか?伝えたいことがちゃんと伝わっているか?ってことでした。

とはいえ皆さんのそれぞれの母国で何を使って出汁をとっているかなど貴重なお話も聞けましたし、このような形でもこの企画を実行して下さった長沼スクールの先生方と 凸凹ことのは舎 林佳代子さんとアーティストの yoridoriさんに感謝です。

 

 

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