ほんまでっかTV 鰹節のダイエット効果

昨日なにげなくテレビをみていると、さんまちゃんのほんまでっかTVでこんなことを言ってました。

「鰹だし」は,2011 日本肥満学会で発表されたダイエット法らしいです。
鰹だしには、ヒスチジンという成分が多く含まれていて、胃の運動を促進して満腹感を高めるとのこと。
ヒスチジンとは、体内で合成されない必須アミノ酸の1つで、成長に関与する作用をもつほか、脂肪の分解を促進するなど注目を集めています。
なぜ、このヒスチジンがダイエットに効果的なのかというと、ヒスチジンは、脳内でヒスタミンに変化してこのヒスタミンが脳内で満腹中枢を刺激するため、食欲をコントロールすることができるそうです。さらにヒスタミンは交感神経も刺激するため、その信号が直接内臓脂肪まで届いて、内臓脂肪を減らしてくれるとのこと。
体を冷やさないためにも、かつおダシを少し飲むだけで効果があるそうです。

ヒツチジンについてはNHK総合テレビの「あさイチ」でも紹介されていました→食欲を抑える脳内物質ヒスタミン!増やす方法
また、このような記事もでていました↓
かつおだしに満腹感効果=習慣化で肥満防止可能性―京大
時事通信 9月23日(金)2時34分配信
 かつおだしの成分が胃の運動を促進して満腹感を高めることを、京都大学の近藤高史准教授と松永哲郎助教の研究グループが発見した。習慣的な摂取で、高カロリーの食事をしても健康的な食生活を維持できる可能性があることも判明。23日から兵庫県で開かれる日本肥満学会で発表する。
 昆布や煮干しと並び日本料理に欠かせないかつお節は、乳酸や苦味成分のヒスチジン、うま味成分のイノシン酸を多く含み、これまでも疲労回復や血流改善などの効果が報告されている。
 研究グループは18~29歳の日本人男性数十人に、同じ量・栄養分に調整されたかつおだしと水を空腹時に摂取させ、胃電図を解析。この結果、ほぼ全員について、水よりもだしの摂取後に胃の活動量が増加し、満腹感も上回った。 また、高脂肪・高砂糖食を与えたラットは、かつおだしを忌避する行動がみられたが、事前にだしの摂取が習慣化したラットは、高カロリー食を与えても食習慣に大きな影響が出なかった。
 総務省によると、国内のかつお節の消費量は、日本人の食習慣の変化から最近20年で約3割減少。一方、肥満者率が高い欧米の先進国などでは、脂肪や糖分の少ない日本食が注目されている。肉や魚を煮込むのとは異なる乾物を用いた日本特有のだしと、長年の習慣化にある可能性が見えてきた。』 
2024年4月
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