本日は定休日ですが、営業日には出来ない雑用の一つを片付けることにしました。空堀の丸与の店舗には屋根裏部屋(部屋というより倉庫かな?)がありますが、今までは梯子を持って上がらないと出入りできませんでした。そこでこの不便さを解消するために格納式の階段を取り付けることにしました。
二回の廊下の天井は一見、何の変哲もないのですが、忍者屋敷のように両側にスライドして屋根裏への入り口になります。
ココに格納式の階段を付ける作業をします。 まず、枠組みを取り付けてから本体を装着ます。
最後に高さの調整して終了。
もともとあったスライド式の天井の上に取り付けたので閉めてしまえばこの通り
枠組みの設置に少し時間と手間がかかりましたが、予定よりスムーズに出来ました。
やはり業者を使わずに自分達でやると出来上がった時の喜びは大きいですね。
今回も少し置いてある物を触っていると古い物を発見してしまいました。
私の祖父(六代目丸与 岡田与一郎)が誂えたツイードのコート 当時としては大柄だった六代目のコートは虫食いも無く今でも十分私でも着れそうです。一緒に収納されていたあまりの生地の袋には昭和拾二年壱月十一日の文字が…70年以上前の物ですが、しっかりした作りで古き良き時代を思い浮かばせてくれました。
ブリキの 収納ケーと古い電話番号の中央市場のダンボール用の版
古い物は何か可愛らしいところもありますね。
空堀の丸与の店で何かをすると、アルバムの整理の時のようにいろいろな事を考えて、いつも時間が余計にかかってしまいます。 まぁ~たまには先代のことを思い返して感謝することも悪いことでは無いのでしょうね。